
東京電力と柏崎市消防本部が連携を確認した合同消防訓練=7月11日、柏崎刈羽原発
東京電力と柏崎市消防本部は11日、柏崎刈羽原発新潟県の柏崎市、刈羽村にある原子力発電所で、東京電力が運営する。1号機から7号機まで七つの原子炉がある。最も古い1号機は、1985年に営業運転を始めた。総出力は世界最大級の約821万キロワット。発電された電気は主に関東方面に送られる。2012年3月に6号機が停止してから、全ての原子炉の停止状態が続いている。東電が原発を再稼働させるには、原子力規制委員会の審査を通る必要がある。7号機は2020年に、6号機は2025年に全ての審査に「合格」した。7号機は2024年6月に技術的には再稼働できる状況が整った。が地震で被災し構内で火災が起きたという想定で、合同の消防訓練を行った。東電の自衛消防隊員と柏崎市消防署員ら約40人が、火災の通報から鎮火までの手順を確認した。
訓練は、...
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