就任後初めての市議会で所信を述べる佐野大輔市長=燕市役所
就任後初めての市議会で所信を述べる佐野大輔市長=燕市役所

 燕市議会の12月定例会が12日に開会し、10月の市長選で初当選した佐野大輔市長が所信表明を行った。佐野市長は「未来を担う子どもたちへ確実にバトンを手渡せるよう、全身全霊をかけて市政に取り組んでいく」と意気込みを語った。

 佐野市長は市の現状について「人口減少が避けられない現実を前提として、いかに市の課題に適切に対応し、持続可能なまちづくりを進めていくかが、今後の市政運営においてさらに重要になってくる」と指摘。

 産業を取り巻く環境や教育にも言及し、「これらの課題に向き合い、厳しい現状を乗り越えるためには、市民、企業、行政がそれぞれの強みを生かして互いに補完し合う仕組みが必要」と強調した。

 その上...

残り306文字(全文:606文字)