長野県と本県にまたがる宿泊施設などの外国人オーナーらを対象に、消火器の使い方などを学んだ防火講習会=12月10日、長野県飯山市斑尾高原の「まだらお高原 山の家」
長野県と本県にまたがる宿泊施設などの外国人オーナーらを対象に、消火器の使い方などを学んだ防火講習会=12月10日、長野県飯山市斑尾高原の「まだらお高原 山の家」

 インバウンド(訪日客)が増えるスキーシーズンを前に、妙高市の頸南消防署は、妙高市と長野県飯山市にまたがる斑尾高原地域の宿泊施設の外国人オーナーらを対象に防火講習会を飯山市で開いた。翻訳機を使いながら、消防署員が119番通報の手順や消火器の使い方などを説明した。

 斑尾高原地域は火災が発生した場合、頸南消防署と飯山消防署の両署が対応する。オーストラリア人やドイツ人など外国人が働く飲食店や宿泊施設が多く、同様の訓練を2020年から行っている。

 講習会は飯山市のビジターセンター「まだらお高原 山の家」で10日にあり、宿泊施設など17施設の経営者ら32人が参加。初期消火訓練では、署員が消火器の使い方を...

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