オーエムネットワーク株式会社
「分からないことが分からない」を強みに変える。オーエムネットワーク独自の3ステップ育成プログラムを紹介




業務システム開発を手掛けるオーエムネットワーク株式会社(本社:新潟県新潟市中央区、代表取締役社長:山岸 真也)は、IT未経験者を確実に戦力化するため「OJT×メンタリング×勉強会」の3本柱で、IT未経験者の潜在能力を最大限に引き出す仕組みを社内で展開しています。オーエムネットワークでは開発メンバーの約1割が未経験からのスタートにも関わらず、現在では主力エンジニアとして活躍中。その実態の裏側にある、体系的な育成メカニズムをご紹介します。

■実践型OJTで「生きた技術」を習得

育成プログラムの最大の特徴は、教科書的な座学を最小限に抑え、実際のプロジェクトを通じて技術を身につける「実践型OJT」にあります。
入社前に教育動画コンテンツを活用してIT基礎知識を学んでもらい、入社してからは実際のプロジェクトに配属します。最初は簡単なテストケースの作成やドキュメント整理から始まり、徐々にコーディング、機能実装へとステップアップしていく。「習うより慣れろ」の精神で、手を動かしながら開発の流れを体得できる環境を整備しています。



この実践型OJTを支えるのが、オーエムネットワーク独自の「ダブルメンター制度」です。新人に対し、10年以上の経験を持つベテランエンジニアと、入社3~5年目の若手エンジニアの2名がメンターとして配置されます。ベテランからは「なぜこの設計にするのか」「過去の失敗から学んだ教訓」など、経験に裏打ちされた実践知を学ぶ一方、若手メンターからは「最新のフレームワーク活用法」「効率的なデバッグ手法」「今どきの開発ツール」など、トレンドを押さえた技術を吸収できます。
「分からないことが分からない」という未経験者特有の悩みに対しても、2つの異なる視点からアプローチすることで、より早い理解と成長を促進しています。

■個別最適化されたキャリアパス

「未経験だから何でもやります」という受動的な姿勢ではなく、「これがやりたい」という能動的な意欲を最大限に尊重するのが、オーエムネットワークの人材育成方針です。
入社時の面談で、各自の興味分野や将来のキャリアビジョンを詳細にヒアリング。「スマホアプリを作りたい」「AIを使ったサービスに携わりたい」「Webのフロントエンドを極めたい」など、具体的な目標を設定します。その後、定期的に上司との1on1面談を実施し、目標に向けた進捗確認と軌道修正を行っています。
実際のアサインでは、最初の半年間は基礎スキル習得のため複数のプロジェクトを経験。その後、本人の適性と希望を総合的に判断し、専門性を深められる案件へと段階的にシフトしていきます。例えば、「スマホアプリ開発希望」の社員の場合、まずはWeb開発で基礎を固め、次にレスポンシブデザイン、そして実際のiOS/Android開発へと、計画的にスキルアップできるロードマップを提供します。


ベテラン開発マネージャー
「最初は知識も経験もありません。プログラミング言語の名前すら知らない状態からのスタートです。でも『スマホアプリを作りたい』『AIを活用したサービスに携わりたい』という明確な目標と情熱さえあれば、必ずその方向に近づける環境がオーエムネットワークにはあります。むしろ未経験者だからこそ、『なぜこの仕様なの?』『もっとこうしたら使いやすいのでは?』という素朴な疑問が、既成概念にとらわれない革新的なアイデアにつながることもあるんです。」



■月例勉強会で知識を体系化

月一回、オーエムネットワークでは全社員参加の技術勉強会を開催しています。この勉強会こそが、点在する知識を線でつなぎ、実践的なスキルとして定着させる重要な場となっています。
勉強会の特徴は、その多様性にあります。発表テーマは最新のAI技術動向から、レガシーシステムのリファクタリング事例、さらには「本番環境で起こした大失敗とその対処法」といった失敗談まで幅広いテーマを発表者が自由に決めることができます。毎回3~4名が20分ずつ発表し、その後15分間の質疑応答時間を設けており、発表者は新人からベテランまで様々で、むしろ「最近学んだばかりの新人の発表が一番分かりやすい」と好評です。

「最初の勉強会では、発表内容の半分も理解できず、専門用語の嵐に圧倒されました。『Docker』『CI/CD』『LB/DNS』など、聞いたこともない単語ばかり。
でも諦めずに毎月参加を続けていると、3ヶ月目くらいから少しずつ単語が聞き取れるようになり、半年後のある日、実務でエラーに直面した時に『あ!これ勉強会で聞いた話だ!』と解決方法が浮かんだんです。その瞬間、点だった知識が線になった実感がありました。今では発表内容の8割は理解でき、最近は自分も発表者側に挑戦しました。」



入社2年目・元販売職のプログラマー

■異業種出身者が開発最前線で活躍

この3ステップの育成プログラムを経て、オーエムネットワークでは異業種出身者が次々と開発の戦力として活躍しています。その成果は数字にも表れており、未経験入社者の2年後定着率は90%以上を超えています。
整体師から転身したKさん(入社2年目)は、顧客視点を活かしたUI/UX設計で複数のプロジェクトを兼務。パーソナルトレーナーから転職したOさん(入社3年目)は、シフト管理ソリューションの運用保守・改善担当として活躍しています。


元整体師のKさん
オーエムネットワークの開発現場では、多彩なバックグラウンドを持つエンジニアが活躍しています。営業職、医療従事者、パーソナルトレーナー、販売職――一見IT業界とは無縁に思える職種から転身したメンバーが、今では戦力として複数のプロジェクトに参画しています。
文系出身者も例外ではありません。経済学部、文学部、教育学部など、ゼロからスキルを習得し、現在では最前線で技術的な課題解決に取り組んでいます。



「文系・理系、前職、年齢は関係ない。大切なのは『挑戦したい』という気持ちと、素直に学ぶ姿勢。むしろ異業種での経験が、開発に新しい視点をもたらしてくれる。」(人事担当)
オーエムネットワークは今後、このプログラムを体系化し、IT人材育成の強化を目指していきます。

■今後の展開

教育機関との産学連携も本格化させていきます。新潟県内の大学・専門学校と包括連携協定の締結も視野に、在学中から参加できる長期インターンシップ制度を構想中です。情報学部や理工学部といった理系学部だけでなく、経済学部や文学部など文系学部の学生も受け入れ「出身学部に関わらず、プログラミング未経験でも『挑戦したい』という気持ちと、素直に学ぶ姿勢があれば、卒業時には即戦力エンジニアとして活躍できるレベルに育成する」という目標を掲げています。地方都市においてもIT人材の育成と定着が可能であることを示す一つの事例として、今後も継続的な改善に取り組んでまいります。

募集職種:システムエンジニア/生成AIエンジニア/コーディネータ/…

応募はこちら(新卒採用)https://www.omnetwork.co.jp/recruit/entry-info/entry-graduate/
応募はこちら(中途採用)https://www.omnetwork.co.jp/recruit/entry-info/entry-mid/

【会社概要】

会社名:オーエムネットワーク株式会社
所在地:新潟県新潟市中央区
代表取締役社長:山岸真也
事業内容:業務システム開発、シフト管理システム「R-Shift」、勤怠管理システム「R-Kintai」
提供Web:https://www.omnetwork.co.jp/



オーエムネットワークおすすめ記事



情報過多の時代だからこそ──“自分の手で確かめる”価値を取り戻す。R-Shiftが「一日でまるわかり!体験会」を開始





R-Shiftの「運用監視のしくみ」を初公開--365日の安定稼働を支える運用保守とは





ゲオストアのシフト管理が“お手本”と呼ばれる理由―――稼働計画、作業割り当て導入の裏側を本部キーマンに聞く


企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ