2025年度に採用された公立学校教員の選考試験競争率(倍率)は、小学校が前年度比0・2ポイント減の2・0倍、中学校0・4ポイント減の3・6倍、高校0・6ポイント減の3・8倍で、いずれも過去最低となったことが25日、文部科学省の調査で分かった。過去最低は小学校が7年連続、中学校と高校は2年連続。特別支援学校などを含めた全体の倍率も0・3ポイント減の2・9倍と初めて3倍を下回った。

 文科省は、大量採用時代の教員が退職したことに伴う採用人数の増加や、既卒の受験者が減ったことが主な要因と分析。倍率低下は教員不足の悪化や質の低下につながる恐れがあり、志望者を増やすために処遇改善や魅力向上などに取り組む。...

残り819文字(全文:1120文字)