報道陣に公開された上越新幹線のスプリンクラー=ガーラ湯沢駅
報道陣に公開された上越新幹線のスプリンクラー=ガーラ湯沢駅
報道陣に公開された上越新幹線のスプリンクラー=ガーラ湯沢駅

 JR東日本は湯沢町で、上越新幹線の冬季の安全運行を支えるスプリンクラーなどの消雪設備を、報道陣に公開した。

 県内では、上越新幹線向けの取水基地が魚野川などに4カ所あり、31カ所の消雪基地に水を送っている。一定基準の降雪を検知すると、10度前後に調整された水が高架上のスプリンクラーから、自動で放出される。

 スプリンクラーは2万8千基が6メートルごとに設置されており、トンネルなどがない75キロの区間で散水している。まいた水は沈殿槽で汚物を除去し、河川に戻す循環構造になっている。

 スプリンクラーのほか、水を加熱するボイラーやまいた水を集める集水槽などがある消雪基地を、16日に公開した。点検作業では...

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