
岩ノリの生育状況を確かめる山本照夫さん(右)ら=佐渡市沢崎
島の営みが担い手不足の波にさらされている。消えゆくなりわいや伝統の味がある。その中でも現場を守り、未来へつなごうとする人たちがいた。数は少なくとも、志は高く-。島に根を張る「少数精鋭」たちを訪ねた。(6回続きの4)
<3>佐渡の養豚を盛り上げたい!“相棒”とのびのび放牧で生産拡大目指す
豊かな磯の風味と歯応えの良さが特徴の「判(ばん)のり」。冬に海岸の岩に張り付いて自生する岩ノリを板状にして乾燥させた、小木地区沢崎の特産品だ。海がしけて漁に出られない冬季、地区の産業を江戸時代末期から支えてきた。現在は60〜70代の住民6人がその味を守り続けている。
沢崎では1802(享和2)年の...
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