株式会社WE(本社:東京都千代田区、代表取締役:戸田裕昭、以下「WE」)が教育支援の取組が文部科学省・経済産業省主催「第14回 キャリア教育推進連携表彰」において「優秀賞」を受賞いたしました。
本取組は、当社が教育支援を行う新潟県佐渡市立松ヶ崎小中学校との取組です。全校児童わずか4名という廃校寸前の危機的状況から、「学校を一つの株式会社」に見立てて運営。子どもたち自身が学校の存続と地域活性化の「社員」となり、7年間で児童生徒数30名へと劇的な増加(約7.5倍)を達成した、全国でも類を見ない革新的なキャリア教育モデルです。この成功事例は、少子化・統廃合に悩む全国の自治体・学校関係者にとって、具体的な解決策を示すモデルケースとして高く評価されました。
本賞の受賞にあたり、令和8(2026)年1月19日(月)に、「令和7年度キャリア教育推進連携シンポジウム」にて表彰式が執り行われ、表彰状を賜りました。

授賞式の様子
【本取組の3大ハイライト:なぜ松ヶ崎小中学校は復活したのか】
- 復活の証明: 「移住者の増加」を具体的な数値目標として掲げ、児童生徒数が4名から30名へ増加。過疎地域の学校に「選ばれる学校」としてのブランドを確立。- 実社会で通用する力: 中学生による起業、地域名産品を使った商品開発とイオンモールでの3時間半で約230点完売・黒字販売など、体験を超えた本格的なビジネス実践を経験。
- 独自の指導メソッド: 教員・外部講師(当社代表 戸田)の役割分担を明確化し、子どもたちの「2030年の長期ビジョン」達成に向けた主体性を最大限に引き出す指導システムを構築。

日常的な授業の様子(外部講師回)
子どもの「本気」が地域を変えた3つの成果事例
子どもたちの「やりたい」を起点としたプロジェクトは、単なる課外活動ではなく、地域の課題解決とリアルなビジネス成果に直結しています。1. 中学生起業家の誕生(「好き」を突き詰め専門性をビジネスに)
小学校1年生から昆虫に夢中だった生徒が、地域に特化した昆虫博活動を開始。デジタルマップ作成やSNS発信を通じた専門性が評価され、講演依頼が舞い込むまでに成長し、中学校在学中に起業を達成。
2. 伝統芸能Tシャツ完売(プロの指導で壁を乗り越える)
伝統芸能「鬼太鼓」の認知度向上を目指しTシャツをデザイン。外部講師から「Tシャツは誰に売りたいのか?買ってくれる人がいたとしたら、なぜその人は『買おう』と思うのだろうか?」という厳しい問いに対して考えたり、「納期に間に合わない」と業者さんから言われた時も「間に合わないと言われたからといって諦めるな!納期をちゃんと間に合わせるようにどうすればいいか考えて動こう!」と指摘されたり、ビジネス現場さながらの厳しいフィードバックを受け、試行錯誤の末に商品を間に合わせて販売。社会に出ても通用する「やりきる力」を育成。
3. 地産地消ビジネスで黒字化(企画・交渉・販売までを実践)
地元の名産「おけさ柿」「佐渡塩」を用いたパンを開発。レシピ開発から地域の職人への直談判、島外のイオンモールでの一般販売までを子どもたちが担い、約230点を3時間半で完売・黒字化を実現。「物をつくって売る大変さ」を実感する、生きた経済体験を提供しました。
文部科学省・経済産業省主催「第14回キャリア教育推進表彰」審査員コメント
今回の受賞では、「廃校危機を脱するモデルケース」としての社会的意義が特に高く評価されました。- 「学校の存続と地域の活性化を目指した『株式会社松ヶ崎小学校』の取組は、驚きと感動を呼ぶ。従来の職業体験を超え、実際の『ビジネス体験』へと発展している。」(審査員1)
- 「強いmomentumが民間企業を動かし、イオンモールでのビジネス経験に至っている。対象人数は少ないながらも、過疎に悩む全国の諸地域に希望をもたらすキャリア教育であり、高く評価できる。」(審査員2)

イオンモール新潟亀田インター店で実施した「松ヶ崎キャラバン」
関係者コメント
戸田裕昭 株式会社WE 代表取締役人数が減ってきたから統廃合という流れではなく、人数が少ないからこそできることがあるということを、松ヶ崎の皆様と証明できたと考えています。この取り組みが、学校の統廃合に悩む全国の地域の皆様の参考となり、同様の取り組みが広がるよう動いていきたいと思います。
松ヶ崎小中学校教員一同
本校では、人数が少ない小規模校という環境を強みと捉え、子ども一人一人の「やりたい」という思いに、全教職員が寄り添いながら取組を進めてきました。また、地域の「ひと・もの・こと」に実際に触れる学びを柔軟に取り入れたり、子どもたちの実態に応じて活動内容を調整したりできる点も、小規模校ならではの強みです。本取組では、教師と外部講師が役割を分担しながら、子どもたち一人一人がもつ願いの実現に向けて、継続的に支援してきました。こうした積み重ねが、子どもたちの主体性や「やりきる力」を育むことにつながったものと考えています。
上之山篤人(生徒代表)
活動は小学校の全校児童が、来年度わずか4人になるという廃校の危機から始まりました。現在小中全校32人にまで増えた奇跡には今も驚きを隠せません。イベント企画やプレゼンを通じてついた企画力や対応力は、教科書では学べない、将来社会に出ても必ず役立つ力になると確信しています。

「株主総会」の様子
今後の展開と全国の自治体・学校関係者様へ
株式会社WEは、松ヶ崎小中学校での成功事例を普遍的なモデルケースとして発展させ、今後も子どもたちが自らの手で未来を切り拓く質の高いキャリア教育を継続して提供してまいります。この革新的な教育モデルの導入支援、地域課題解決と学校改革への伴走支援等、全国の自治体・学校関係者様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。
【詳細情報の公開について】 本プロジェクトのより詳細なエピソード(中学生起業家の歩みや、教員・生徒の想いなど)については、弊社ウェブサイトにて順次公開しております。 詳細は弊社ウェブサイトよりご確認ください: https://we-inc.net/
【本件に関するお問い合わせ・ご相談】
株式会社WE 電話:03-4555-9807 E-mail:info@we-inc.net
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