ソマリア・モガディシオ郊外の避難民キャンプで生活するファドゥモ・ハッサンさんと息子=1月(中野智明氏撮影・共同)
 ソマリア・モガディシオ郊外の避難民キャンプで生活するファドゥモ・ハッサンさんと息子=1月(中野智明氏撮影・共同)
 ソマリア・モガディシオ郊外の避難民キャンプで生活する人たち=1月(中野智明氏撮影・共同)
 ソマリア・モガディシオのバナディル病院で治療を受ける栄養失調の子ども=1月(中野智明氏撮影・共同)
 ソマリア・モガディシオのバナディル病院で治療を受ける栄養失調の子ども=1月(中野智明氏撮影・共同)
 ソマリア・モガディシオ市内を行き交う人たち=1月(中野智明氏撮影・共同)

 郊外に並ぶ粗末なテント。「逃げてきたのに、ここも危険だ」。幼子を抱えた母親が嘆いた。アフリカ東部の「失敗国家」ソマリアの首都モガディシオ。イスラム過激派の支配地域から安全を求め避難してくる人が絶えないが、テロが相次ぎ厳戒態勢が続く。干ばつや米国の援助削減の影響を受け餓死者も出る。病院で多くの痩せ細った子どもが治療を受けていた。

 首都北郊ダイニレ地区の避難民キャンプ。パイプや樹木の枝にビニールや布をかぶせた簡素なテントが一面に広がる。各地から避難してきた20万人以上が身を寄せる。

 「自宅周辺の治安は悪く、干ばつで食べ物も減った」。昨年、ソマリア南部を逃れたファドゥモ・ハッサンさん(27)が語っ...

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