
インタビューに答える東京大社会科学研究所准教授の東島雅昌氏
―最近の国内外の選挙で見られる保守派の躍進や排外主義、強いリーダー待望の背景は。
「ちまたで言われるような若者や低所得層の窮状が背景なのではないとみている。多くの実証的分析が示す要因は、経済状況ではなく、その人に元々ある排外主義的態度や権威主義的な心理だった。実際、支持者は高所得層や資本家にも広がっており、所得による差はほとんど見られない」
「むしろ、移民への拒絶感や既得権益を脅かされる恐怖といった心理的土壌が、強権的リーダーに引きつけられる大きな要因だ。若者が特別に保守化しているというより、社会に潜在する排外性が特定の政治家と結びついて潮流を生み出しているのが実態だろう」
―交流サイト(S...
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