世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の本部が入るビルの前に集まった報道関係者=4日午前、東京都渋谷区
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の本部が入るビルの前に集まった報道関係者=4日午前、東京都渋谷区

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の解散命令請求を巡る即時抗告審で、東京高裁は4日、解散を命じた東京地裁決定を支持し、教団側の即時抗告を退ける決定をした。信者らが身分を隠し献金勧誘するなどの行為は悪質で、多額の損害が出た結果は重大だとし「現在も不法行為に当たる献金勧誘が行われる恐れがあり、解散はやむを得ない」と判断した。

 決定を受け東京地裁は清算人に伊藤尚弁護士(第一東京弁護士会)を選任。教団財産の調査・管理や献金被害者への弁済などの清算手続きが始まった。伊藤弁護士は記者会見し、手続きは「年単位の時間がかかる」と述べた。宗教法人格は失われ、税制上の優遇措置を受けられなくなる。教団の2024年度の資産額は1040億円。...

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