
小山正太郎《濁醪療渇黄葉村店》1889年(明治22)、油彩/カンヴァス、63.6 x 105.7 cm、ポーラ美術館
長岡出身の洋画家・小山正太郎(1857~1916年)の名作「濁醪療渇黄葉村店」(だくろうりょうかつこうようそんてん)について、国の文化審議会は26日、重要文化財に指定するよう文部科学相に答申した。収蔵するポーラ美術館(神奈川県箱根町)によると、小山作品が重要文化財に指定されるのは初めて。
小山は、長岡藩医で河井継之助の親友だった小山良運の長男。14歳で上京し、1876(明治9)年に工部美術学校に入る。近代日本画の改革を図った岡倉天心らと対立し、洋画団体を組織。画塾「不同舎」を設立するなど、洋画の普及に尽力した。
「濁醪療渇黄葉村店」は、鷹狩りに出かけた武士の一行が濁酒で喉の渇きを癒そうと、黄...
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