食事を楽しむ関係者らに「相川甚句」などを披露した若女将の佐藤由紀子さん=佐渡市相川下戸炭屋浜町
食事を楽しむ関係者らに「相川甚句」などを披露した若女将の佐藤由紀子さん=佐渡市相川下戸炭屋浜町

 「佐渡おけさ」などの佐渡民謡を観光客に親しんでもらおうと、相川地区の民宿「太平(たへい)海(うみ)の家」が4月から、夕食時に佐渡民謡を披露するサービスを始めた。地元の民謡団体の会長も務める若女将(おかみ)の佐藤由紀子さん(64)が弾き語りし、利用者を楽しませている。佐藤さんは「佐渡民謡を生で聴ける場は数少ない。一緒に歌ったり、おはやしを入れたりして、臨場感を楽しんでほしい」とPRしている。

 佐藤さんが民謡を始めたのは約25年前。当時小学生だった娘の習い事に付き添ったことがきっかけだった。曲ごとにさまざまな表情を見せる民謡の奥深さに佐藤さん自身が魅了され、約10年前からは、相川地区を拠点に活動する民謡団体「杉山民友会」の会長に就任。若手への継承にも尽力する。

 民宿では以前から週2、3回、杉山民友会の練習が行われており、...

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