コウゾの束を雪上に並べる雪ざらしの作業=長岡市小国町小栗山
コウゾの束を雪上に並べる雪ざらしの作業=長岡市小国町小栗山

 手すき和紙の産地である長岡市小国地域で27日、原料であるコウゾの雪ざらしが行われた。春めいた穏やかな天気の下、職人がコウゾの束を丁寧に雪上に並べた。

 雪ざらしは、小国和紙生産組合が雪解けの時期に行う伝統的な作業。約1メートルのコウゾの束を雪上に並べて数日間放置することで、雪解けで発生する水蒸気や雪に反射した日光がコウゾの色素を破壊し、白く美しい紙に仕上がるという。

 27日は今年最後の雪ざらしで、長岡市小国町小栗山の工房裏手の雪上に、薄黄色のコウゾ約20束を並べた。周囲には、3日ほど前にさらして既に白みがかったコウゾの束が広がっており、美しい対比が見られた。

 組合の今井千尋さん(52)は「今年...

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