卒業証書用の和紙をすく上郷小の6年生=津南町上郷宮野原
卒業証書用の和紙をすく上郷小の6年生=津南町上郷宮野原
卒業証書用の和紙をすく上郷小の6年生=津南町上郷宮野原

 卒業証書に使う和紙作りに30年以上取り組んでいる津南町上郷宮野原の上郷小学校で、今年も6年生3人が紙すきに挑んだ。地元の保存会の指導を受け、6年間の思い出が詰まった世界で一枚の卒業証書に仕上げようと、丁寧に作業した。

 卒業証書に使われるのは、約200年前に地域に伝わったとされる大井平(おおいだいら)和紙。1980年代に途絶えたが、地元有志が大井平和紙保存会を結成し、88年度から児童に卒業証書用の和紙作りを教えている。

 来年の練習を兼ねて5年生3人も加わり、昨年11月に原料となるコウゾを収穫。皮をはぎ、雪にさらすなどして、準備を進めてきた。

 紙すきは2月上旬に行った。保存会メンバーで、上郷小の...

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