犯人の手口や当時の心境について語る女性=三条市
犯人の手口や当時の心境について語る女性=三条市

 警察官をかたって金をだまし取る「ニセ警察詐欺」の電話を受けた三条市の70代女性が27日までに報道陣の取材に応じた。犯人側の話を信じて計800万円の現金を準備したが、瀬戸際でだまされたことが分かり被害を免れた。手の込んだ手口に「詐欺だと疑いもしなかった」と振り返り、「誰にも相談するなと言われて従ったが、相談しておけばよかった」と後悔をにじませた。

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 3月31日、女性宅の固定電話に大阪の郵便局員を名乗る男から「中国からあなた名義の荷物が届き、キャッシュカード数枚が入っていた」と電話があった。電話は大阪府警の警察官を名乗る男に転送され、「詐欺で逮捕した男の家からあなた名義のキャッシュカードが出てきた。19人の被害者が5千万円を振り込んでいる」などと説明。女性が犯罪に加担していると追及してきた。

 女性に心当たりはなかったが、...

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