県庁正面に設置された知事選投票を呼びかける看板=13日、新潟市中央区
県庁正面に設置された知事選投票を呼びかける看板=13日、新潟市中央区

 任期満了に伴う知事選が14日告示される。3選を目指す無所属現職の花角英世氏(67)=自民支持=と、共に無所属新人で、立憲民主党県議の土田竜吾氏(38)、元五泉市議で自営業の安中聡氏(48)の3氏が立候補を表明している。31日に投票が行われ、即日開票される。

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 日本維新の会、国民民主、公明の各党県組織からも支持を受ける花角氏は、県内市町村長や経済界からも支援を受ける。県政の継続性と新潟県経済の成長戦略を柱に訴え「人や企業、投資を呼び込む」と強調する。

 立民と社民の各党県組織が支持し、連合新潟が推薦する土田氏は、中道改革連合の国会議員や共産党県委員会も自主支援する。原発再稼働を念頭に、常設型の県民投票条例の制定と県政刷新を打ち出す。

 安中氏は政党からの応援は受けず、支援者のつながりを重視する「草の根選挙」を目指す。「反原発票」の受け皿として、支持拡大を狙う。

 選挙戦では、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を容認した花角氏の政治手法に加え、人口減少対策、地域医療、農政などについて論戦が繰り広げられる見通し。

 前々回2018年の知事選の投票率は58・25%だったが、前回22年は49・64%に下落し、過去3番目に低かった。新潟県の課題や将来を考える機会として、有権者の関心が高まるか否かも焦点となる。

 13日現在の県内の選挙人名簿登録者数(有権者数)は178万8340人。

 土田氏は県議を辞めずに知事選に立候補する意向。その場合は自動失職となり、補欠選挙は行われない。

◆大事な一票投じて…県選挙管理委員会、看板などで周知

 県選挙管理委員会は13日、知事選(31日投開票)を周知し投票を呼びかける看板や懸垂幕を県庁正面など各地に設置した。県選管は「大事な一票を投じてほしい」と呼びかけている。...

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