倉田秀也教授
倉田秀也教授

 北朝鮮による拉致被害者家族らが14、15日に行われる米中首脳会談の行方を注目している。イラン情勢や貿易摩擦、台湾問題が焦点だが、その後に米朝、日朝首脳会談につながるのではないかと関係者は期待する。防衛大学校の倉田秀也教授(韓国朝鮮外交史)に展望を聞いた。

-今回の会談を契機に日朝首脳会談などにつながり、拉致問題が進展する可能性はありますか。

 「米国対ロシア・中国・北朝鮮という対立軸の中で、中国が北朝鮮に譲歩を強いるような議題を上げるとは考えにくい。米中首脳会談ではイラン情勢、台湾問題、関税がテーマになる。対立する問題を...

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