新潟産業大水球部の選手を指導する佐々木洋輔さん=柏崎市学校町
新潟産業大水球部の選手を指導する佐々木洋輔さん=柏崎市学校町

 31日投開票の知事選は、候補者3人による論戦が展開されている。広い新潟県には人口減少や産業振興など共通の課題だけでなく、個々の地域が直面している独自のテーマも少なくない。未来を担う若者や、現場で奮闘する現役世代に、いま候補者に問いたい課題を聞いた。

 柏崎市は「水球のまち」を掲げ、地域活性化に取り組む。県外や海外から毎年多くの選手が訪れるが、練習拠点の県立プールは冬季の使用ができず、安定した練習環境の確保が課題となっている。ブルボンウォーターポロクラブ柏崎(ブルボンKZ)強化部長で新潟産業大学講師の佐々木洋輔さん(37)=柏崎市=は「通年で練習できる環境があれば、選手の定住にもつながる」と強く訴える。

 柏崎市では60年以上前から、水球が盛んに行われてきた。2010年にはブルボンKZが発足。17年には市が「水球のまち推進室」を設置し、行政やクラブが一体となって水球の普及や町おこしを進めてきた。

 柏崎市の水球を取り巻く環境に魅力を感じ、移住する選手や指導者も多い。佐々木さんもその一人。教員と水球の指導者を志し、17年に茨城県から移住した。「大学の仲間たちがブルボンKZに入って、クラブや地域をどんどん盛り上げていて『柏崎の水球の取り組みってすごいな』という思いが募った」と振り返る。

 以来、...

残り532文字(全文:1115文字)