
新潟空港で国内線の搭乗受付に並ぶ利用客。県総合計画で掲げる利用目標の達成は道半ばだ=新潟市東区
県政のかじ取り役を決める知事選が14日、告示される。人口減少、地域医療の確保、産業の活性化など山積する県政課題に対し、どのように向き合い、新潟の将来ビジョンを描くのか。本気度が問われている。
<5>地元就職に一定成果の県立大、学生の“大都市志向”にくさび打てるか
5月中旬、大型連休明けの平日。新潟空港(新潟市東区)では多くの学生やスーツ姿の人、家族連れらが荷物を持って搭乗手続きの受付に列をつくっていた。
新発田市の会社員男性(61)は神戸行きの便を待っていた。新潟空港を拠点とする航空会社「トキエア」が2025年3月に就航した路線だ。
男性は「神戸に取引先があり、直行便はありがたい。でも新潟駅からのアクセスは少し不便だ。駅から空港まで鉄道の乗り入れ構想もあったはずだが」とつぶやいた。
交通網を強化し、...
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