
関川水系土地改良区が水源とする笹ケ峰ダム=5月29日、妙高市杉野沢(本社ヘリから)
上越市の関川水系土地改良区は、農業用水不足に対応するため、上江(うわえ)、中江の両用水路を上流域と下流域に分けて交互に取水する「番水」の実施要件を初めて策定した。市内で1日当たりの降水量が5ミリ以下の状態が10日以上続くなどした場合に行う。対象期間は12日〜8月31日。高温少雨による農業用水不足を回避するためで、具体的な要件を示すことで組合員に準備や注意を促す。
関川水系土地改良区によると、水源の笹ケ峰ダム(妙高市)の周辺は今年、少雪で雪解けが早く、4月20日に積雪が0センチ(平年139センチ)になった。今後の降水量次第では、早期にダムが枯渇する恐れがあるといい、番水を実施することで貯水量の減少を抑える。
番水の実施要件は、(1)日降水量5ミリ以下が連続10日以上(2)日最高気温30度以上が連続10日以上(3)管内の下流域で基準水位を下回る状態が連続3日以上-の3点。...
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