建設中の鵜川ダムの上流側。手前の部分に水をためる(県柏崎地域振興局提供)
建設中の鵜川ダムの上流側。手前の部分に水をためる(県柏崎地域振興局提供)

 柏崎市内を流れる鵜川に県が進めている「鵜川ダム」の建設事業で、主要な構造物の工事が完了した。洪水を防ぐ治水ダムで、本体工事は20年以上にわたり続いてきた。県は10月に最終検査に当たる「試験湛水(たんすい)」を始める予定で、2028年度の供用開始を目指す。

 鵜川ダムは岩石を積み上げて造る「ロックフィルダム」で、高さは15階建てのビルに相当する55メートル。総貯水量は470万立方メートルで、100年に1度の極端な大雨が降った場合に、下流に流れる水量を3分の1程度抑えられる。渇水時は川の生態系を守る目的で、ためた水を下流へ流す。

 ダム本体の盛り土や、下流に水を流す水路「洪水吐(こうずいばき)」などの主...

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