通常は公開していない茶室「月華亭」に入る参加者
通常は公開していない茶室「月華亭」に入る参加者

 柏崎市高柳町岡野町の日本庭園「貞観園」で、普段は公開していない江戸時代の茶室を使って当時の道具を用いた茶会が、初めて開かれた。20年がかりで行った園内の整備に区切りがつき、企画した。参加者は風情豊かな庭園で、優雅なひとときを過ごした。

 貞観園は、江戸時代の庄屋の村山家が現在の十日町市から、高柳地域へ引っ越した際に造られた邸宅庭園。園全体が美しいコケで覆われているのが特徴で、1937年に国の文化財の「名勝」に指定された。8、9代当主が京都へ赴いて技法を学んだり、道具を調達したりしており、「豪雪地帯では珍しい京風庭園」とされている。

 2005年から4年をかけて大規模な改修を行い、その後も細かな修復や大量の道具の整備、庭木の手入れなどを進めてきた。...

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