新潟県内42の道の駅を6地域に分けて紹介します。各道の駅スタッフが紹介するおすすめポイントや魅力とは?番外編の登場です。

ラポルテ五泉
道の駅のようで実は違う―。そんな人気の観光交流拠点が、新潟県五泉市が整備した複合施設「ラポルテ五泉」(五泉市赤海)だ。「よく道の駅と間違われてしまう」と、関係者は口をそろえる。
大きな建屋に広い駐車場、24時間利用可能なトイレもある。館内には、地場産野菜や土産物が並ぶ産直スペース、カフェ、多目的ホールなどがあり、観光案内所も移設された。2021年10月のオープンから72万人超が訪れ、五泉市の担当者は「観光のゲートウェー」と胸を張る。
ただ、道路情報の案内コーナーなどがなく、道の駅の登録要件を満たしていない。足りない設備を整えるには施設の改修が必要という。関係者は「道の駅でなくても、施設の認知度を高めて来場を促したい」と前向きだ。
ちなみに新潟日報デジタルプラスに掲載されている[これおすすめ 道の駅+α]という連載に「ラポルテ五泉」はたびたび登場する。このコーナーでいうところの道の駅に類似する交流拠点施設の一つであることはいうまでもない。