拉致とは、ある個人の自由を奪い、別の場所へ強制的に連れ去ること

拉致について、詳しく見てみよう

どんな人が拉致された?

新潟県内では、当時中学生だった横田めぐみさんら(※)3件(被害者5人)の拉致事件が起き、私たちの日常と変わらない場面で連れ去られた(※)日本政府が北朝鮮による拉致を認定している件数(人数)

誰が日本人を拉致したのだろう?

諜報活動のプロとして特別な教育を受けた、北朝鮮の工作員が日本人を拉致したと言われている。工作員は、韓国や日本に潜入して拉致やスパイ活動を行っていた
日本人拉致事件は、1970〜80年代に集中し、全国のたくさんのところで起きた 発生現場は海岸近くがほとんどで、石川県、福井県、鹿児島県などの国内だけでなく、欧州でも起きた  被害者の中には突然襲われて、船で北朝鮮に連れて行かれた人もいる。日本から北朝鮮の距離は1000キロメートル以上

拉致された日本人は17人だけ?

政府に認定されている拉致被害者(認定拉致被害者)は17人で、そのうち、12人が安否不明である。また、17人以外にも、北朝鮮に拉致された可能性が排除できない人(特定失踪者)は、470人もいる。そのうち新潟県内関係は6人いて、家族が政府に解決を求めている 今では日本政府の最重要課題として日本中から知られているが、2002年の日朝首脳会談で、金正日総書記が拉致の事実を認めて謝罪するまでは、疑惑のままだった