任期満了に伴う新潟市長選(10月9日告示、同23日投開票)で、立憲民主党が独自候補の擁立を断念する方針を固めたことが27日、複数の関係者への取材で分かった。いずれも無所属での出馬を表明している現職の中原八一氏(63)、共産党新潟地区委員会常任委員で新人の鈴木映(えい)氏(34)のどちらも支援しない方向だ。国政野党第1党が知事選に続き、政令市長選でも候補を立てないことになる。
市長選への対応を検討してきた立民新潟県1区総支部(総支部長・西村智奈美衆院議員)の関係者らが28日に会合を開き、正式に方針を決めるとみられる。
自民党などの保守系市議らが支える中原氏に対し、立民は対抗馬の擁立を模索してい...
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