
高知キャンプ最後の練習に汗を流す選手ら。新加入のFW太田(右)やDF新井(右から2人目)もチームになじむ=高知市
J1アルビレックス新潟は10日、高知市の春野総合運動公園で午前練習を行い、25日間のキャンプを打ち上げた。松橋監督の指揮の下、個人の技術やフィジカルを鍛え、J1に備えた。選手の充実した表情からは、仕上がりの良さがうかがえた。
キャンプを通じて、ボールを保持して攻める新潟のスタイルを、さらに引き上げるためのアプローチが取られた。序盤、松橋監督が「チームのこともそうだが、まず自分のことを考えよう」と選手に話す場面もあり、個々の技術やプレーの質の向上を要求。狭いエリアでボールを保持する練習など、より判断力やパスの精度を求められるようなメニューもあった。10日の練習を終え、松橋監督は「ベースをどう上...
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