今季2ゴール目を狙うFW谷口海斗(中央)=聖籠町
今季2ゴール目を狙うFW谷口海斗(中央)=聖籠町

 J1アルビレックス新潟は第8節の4月15日午後2時から、デンカビッグスワンで福岡と対戦する。11位の新潟に対し、福岡は現在3位タイ。7試合で失点5と堅守を誇る。ゴールをこじ開け、リーグ戦4試合ぶりの勝利をつかみたい。

 「ゴールを奪うためにトライし続ける。入るまで打ち続け、攻め続け、仕掛け続ける」と松橋力蔵監督。前節は同じく堅守の神戸に対し、長い時間ボールを保持したが、0-0のスコアレスドローに終わった。

 堅い守備を破るには、ボール保持に加えて、守備ラインの脅威となる攻撃を重ねていく必要がある。MF秋山裕紀は「相手が嫌がる所への配球を、どれだけ増やせるかが大事」と気を引き締める。

 福岡は攻撃陣にも、FWルキアンら強力なアタッカーがそろう。ロングボールの競り合いを制したいところだが、出場停止が明けるDF舞行龍ジェームズは「(競り合いに)勝てない時は、セカンドボールや、プレスバックが大事になる」と指摘する。守備ラインをコンパクトに保ち、連動した守備も見せたい。

 リーグ戦では初対戦だが、YBCルヴァン・カップでは初戦で戦い黒星を喫した。秋山は「先にやられた分、しっかりホームでやり返したい」と意気込んだ。...

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