
新潟-鹿島 後半、相手と競り合うDF舞行龍ジェームズら=ビッグスワン(写真映像部・芳本卓也)
[新潟0-2鹿島]球際やセカンドボールの競り合いといった局面局面での戦いが、勝敗を分けた。主将マークを巻いたMF高宇洋は「シンプルに強度で上回られた」と悔しさをにじませた。
立ち上がりから、鹿島のプレー強度の高さに苦しんだ。要所要所の競り合いに勝てなかったことで、相手に優位な時間を与えてしまった。
前半26分に2点目を許すと、相手に中央の守備を固められた。「引いて守られて、スペースもない中で、隙がなかった」とGK小島亨介。ビルドアップ(攻撃の組み立て)でもテンポが上がらず、思うように好機はつくれなかった。
「相手をはがすことや、技術力は大切。でも、根本はやっぱり戦うところ。そこで相手を上回ら...
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