
練習に打ち込むDF堀米悠斗=聖籠町
J1アルビレックス新潟は第12節の5月7日午後2時から、デンカビッグスワンで柏と対戦する。前節は横浜FCに敗れ、リーグ戦今季初の3連敗を喫した。FW鈴木孝司は「勝つために全力でやっていきたい」とホームでの勝利を誓った。
新潟は現在13位。ボールを保持し、攻めてはいるものの、先制点を奪えない試合が続く。苦しい状況だが「僕らがやってはいけないのは、ぶれること。絶対にぶれてはいけない」と松橋力蔵監督。選手たちも極端に気落ちすることはなく、試合で出た課題と向き合う姿勢を持って練習を積んだ。
柏は16位。新潟はYBC・ルヴァンカップでは既に2度戦っている。2-3で敗れた4月19日は、柏が得意とするカウンターから失点を許した。ボール奪取から素早く前線に人数を投入し、縦に速い攻撃を仕掛けてくる。注意が必要だ。
今節も、新潟がボールを保持する時間が長くなると予想される。攻撃時に多くの人数が関わることが重要だ。「相手の目線がいろいろと変わる」と鈴木。相手守備陣を惑わす多彩な攻撃で、今節こそ勝利をつかみ取りたい。
◆必要なのは「勇気」、堀米悠斗は背中で示す
前節の横浜FC戦の後、ゴール裏から...
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