1-3で敗れた京都戦。失点をいかに減らしていくかが後半戦は重要となる=6月11日、ビッグスワン

 J1アルビレックス新潟は第17節京都戦を終え、4勝5分け8敗、勝ち点17の13位でリーグ戦の半分を終えた。6年ぶりのJ1に、J2で構築したボールを保持しながら攻めるスタイルを変えずに挑んでいる。開幕戦から4戦無敗と堅調なスタートを見せたが、次第に黒星が増え失速気味だ。前半の戦いを振り返り、後半戦の課題を探った。(運動部・野上貴)

▽ミスから失点

 「もったいない失点が多い」。選手たちの口から、何度も出た言葉だ。完璧に崩されたわけではなく、自分たちのミスから失点を招くケースが多い。6月11日の京都戦も、同点に追い付いた3分後に、パスミスでボールを失い、カウンターに遭った。...

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