鹿島戦に向けて練習に打ち込むＧＫ小島亨介＝聖籠町
Ｊ１アルビレックス新潟は第２５節の８月２６日午後６時から、カシマスタジアムで５位の鹿島と対戦する。１４位の新潟は前節福岡戦で相手の連勝を止め、浮上のきっかけをつかむ１勝を挙げた。松橋力蔵監督は「何とか次につなげたい。（リーグ戦）今季初の連勝を目指す」と決意を語った。
福岡戦は蒸し暑くて厳しい環境下で、勝利をもぎ取った。「タフで、価値のある勝利だった」と松橋監督。チームの士気も高まっている。
鹿島とはＹＢＣルヴァン・カップと合わせて、今季４度目の対戦となる。直近２試合は、立ち上がりに先制されたことが響き、苦杯を喫した。それだけに、ＤＦトーマス・デンは「強力な攻撃陣に得点を許さず、先に点を取って優位に運びたい」と力を込める。鹿島は球際の競り合いも強いが、「（競り合いで）相手を上回れれば、おのずと結果は出る。入りから全員で闘志を出したい」とＭＦ高宇洋。局面での戦いに勝ち、流れをたぐり寄せたい。
リーグ戦は残り１０試合で、新潟は下位にとどまっているが、中位のチームとは勝ち点差に大きな開きがない。「新潟のサッカーの価値を上げるためにもより多くの勝利を得る」と高。まずは強敵を相手に、今季初の連勝をつかむ。...
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