新潟-川崎 延長後半ロスタイム、DF早川史哉がヘディングシュートを決め2-2=ビッグスワン(写真映像部・永井隆司)
新潟-川崎 延長後半ロスタイム、DF早川史哉がヘディングシュートを決め2-2=ビッグスワン(写真映像部・永井隆司)
新潟-川崎 先制ゴールを決めたFW谷口海斗=ビッグスワン
新潟-川崎 PK戦の末に敗れ、肩を落とすアルビレックス新潟の選手たち=ビッグスワン

 [新潟2-2川崎(PK3-4)]PK戦までもつれた激闘の末、チームの歴史に新たな一歩を刻むことはできなかった。新潟は死力を尽くしたものの、4強入りは果たせず。松橋力蔵監督は「悔しいけど、選手は最後まで諦めない気持ちを見せた。それで十分」と語った。

 リーグ戦でトップのボール保持率を誇る川崎に、序盤から主導権を握られる展開を強いられた。前半30分、FW谷口海斗が先制ゴールを奪ったが、その後も苦しい時間が続き、一時は逆転された。

 しかし、そのままでは終わらなかった。延長後半終了間際、副主将のDF早川史哉がクロスを頭で決め、勝利への執念を見せた。松橋監督は「最後まで執念を見せられたことは満足している...

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