「またチャンスがあればゴールを狙いたい」と練習に打ち込むDF早川史哉=聖籠町
「またチャンスがあればゴールを狙いたい」と練習に打ち込むDF早川史哉=聖籠町
練習に打ち込むDF早川史哉=聖籠町
練習するDF早川史哉=聖籠町

 J1アルビレックス新潟のDF早川史哉が、空中戦で存在感を示している。8月30日の天皇杯準々決勝の川崎戦では、延長後半終了間際にクロスを頭で合わせて同点に追い付いた。PK戦で敗れはしたものの、スタジアムを沸かせた。身長は170センチで、DFとしては恵まれた体格ではないが、予測力の高さで補っている。

 天皇杯での得点について「あの場面は自分の良さが全部出た」と振り返る。「競り合いまでの駆け引きで、ある程度決まっていた」と言う。相手DFの死角を狙い、背後から飛び出し、空中戦を制した。

 かつてはFWでプレーしており、前線で滞空時間の長さを培った。センターバックとしてクロスに対応する際にも、ピッチ上のあ...

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