職員らが入居者に対して行った行為が心理的、性的虐待に当たると上越市に認定された「やさしえ国府」=上越市
職員らが入居者に対して行った行為が心理的、性的虐待に当たると上越市に認定された「やさしえ国府」=上越市

 新潟県上越市のサービス付き高齢者住宅「やさしえ国府」で、ほぼ裸の入居者を職員が携帯電話で撮影し、写真を他の職員に見せるなどの虐待があった問題で、運営会社の「やさしい手」(東京)が改善に向けた計画書を市に提出していたことが11月13日、分かった。市は職員らの行為が心理的、性的虐待に当たると認定した。

 運営会社は8月28日、市に一連の問題行為を報告。10月4日に改善に向けた計画書を提出した。市高齢者支援課は「計画に基づいた取り組みがされているか確認する」としている。

 運営会社は11月11日付で、不適切な対応があったとして「やさしえ国府」のホームページで謝罪。「信頼の回復に努める」とするコメントを...

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