J1アルビレックス新潟の松橋力蔵監督(55)が来季も続投することが11月16日、複数の関係者への取材で分かった。17日にクラブ内で決定し、近く正式発表する見通し。来季は3季目の指揮となる。
松橋監督は千葉県出身。2021年に新潟のコーチを務め、22年に監督に就任した。新潟のサッカーをより攻撃的に進化させ、監督1年目でチームをJ1昇格とJ2優勝へ導いた。
今季は6年ぶりにJ1に挑むチームを指揮し、選手たちの力を底上げした。サイドバックのDF渡邊泰基をセンターバックに移すなど、コンバートで選手の新たな力を引き出した。フロント側も、その手腕を高く評価したとみられる。
今季のリーグ戦は2試合を残し、10勝11分け11敗で10位につける。直近は7試合連続負けなしで、10月下旬にJ1残留を決めている。
また、天皇杯全日本選手権でも、14年ぶりにベスト8の成績を残した。

FC東京戦で指揮を執る新潟の松橋力蔵監督=11月11日、ビッグスワン
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