民族衣装「アオザイ」の着用体験や飲食ブースでにぎわった「ベトナムフェス」=11月18日、長岡市大手通1のアオーレ長岡
民族衣装「アオザイ」の着用体験や飲食ブースでにぎわった「ベトナムフェス」=11月18日、長岡市大手通1のアオーレ長岡
ベトナムフェスで設けられた民族衣装「アオザイ」の着用体験ブース=11月18日、長岡市大手通1のアオーレ長岡

 ベトナムの食や文化を楽しむ「ベトナムフェス」が11月18日、新潟県長岡市大手通1のアオーレ長岡で始まった。日本とベトナムの外交関係樹立50周年を迎え民間交流も盛んになる中、訪れた人たちはベトナム料理に舌鼓を打ち、民族衣装「アオザイ」を着るなどして異国情緒を味わった。

 新潟県国際課によると、技能実習生や留学生など新潟県在住のベトナム人は3862人(2022年末時点)で、増加傾向にある。フェスは、長岡市内の大学生、留学生らによる実行委員会がベトナム文化を発信したいと初めて開いた。

 アオザイの着用体験では、家族連れらがスマートフォンを手に記念撮影していた。フォー(米粉の麺料理)やバインミー(サンドイッチ)などの屋台も並び、エスニックな香りに誘われた人たちが行列を作った。

 生春巻きを味わっていた新潟市中央区の主婦(70)は「本場の味に感動した。現地で食べてみたいと思った」と話した。

 フェスは11月19日も開かれる。午前11時から午後4時まで。