
死亡事故が起きた踏切に向かって頭を下げるJR東日本の深沢祐二社長(中央)ら=2月1日、津南町上郷寺石
新潟県津南町上郷寺石のJR飯山線大根原踏切で、JR東日本の社員が誤って踏切内に誘導した車が列車と衝突し、運転していた小千谷市の男性=当時(59)=が亡くなった事故から2月1日で13年となった。JR東日本の深沢祐二社長らが現場を訪れ、慰霊した。
深沢社長や白山弘子新潟支社長ら幹部7人は、踏切を横断する前に深く頭を下げた。その後、事故を受けて現場近くに設置した「安全の誓い」の石碑の前で黙とうし、献花した。
深沢社長は報道陣に「改めて亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げる。事故を2度と起こさない、風化させないということについて、引き続きしっかりと取り組みたい」と述べた。
事故は2011年2月1日...
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