
出雲崎町の新しいトップとして初登庁し、訓示する仙海直樹町長=5日、出雲崎町役場
1月21日の出雲崎町長選で初当選し、36年ぶりの新町長となった仙海直樹町長(52)が2月5日、町役場に初登庁した。職員への訓示で「課題は山積しているが、その分、可能性はたくさんある。職員と一緒に町づくりに全力で取り組む」と意気込んだ。
仙海町長は任期満了に伴う出雲崎町長選に、前職で9期36年務めた小林則幸さん(90)から後継指名を受けて立候補。新人同士の一騎打ちを制し、初当選を果たした。
仙海町長は午前8時半前、公用車で町役場に到着。緊張した面持ちで、出迎えた職員に深く一礼をし、花束を受け取った。
訓示では、職員約50人に「役所目線ではなく、町民目線で物事にあたってほしい」と強調。来庁者にあ...
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