任期満了に伴う新潟県の佐渡市長選(4月7日告示、14日投開票)に再選を目指して立候補を表明している現職の渡辺竜五氏(58)が2月3日、佐渡市内で記者会見し、政策を発表した。1期目で取り組んでいる持続可能な島づくりを継続。生産年齢人口の増加に注力するほか、高齢者の健康対策、妊娠から子育てまでの支援体制の構築などを掲げた。

 会見で渡辺氏は「100年後、日本の人口は半分になるとの予測もあるが佐渡の人口は半分にしない」と強調。企業と連携して移住による労働力確保に当たるほか、子育て支援策として出産準備金(仮称)を創設する考えも示した。

 支所・行政サービスセンターを核にした地域づくりや国際理解教育の促進...

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