［2024年度予算案・新潟燕市］11・2％増、合併後最大の480億2500万円　子育て支援やＤＸ、脱炭素推進に重点

　燕市は２月１４日、２０２４年度当初予算案を発表した。一般会計の総額は４８０億２５００万円で、２３年度と比べて４８億３５００万円（１１・２％）増え合併後最大となる。２４年度オープンの屋内子ども遊戯施設本体工事など子育て支援のほか、地域社会のデジタルトランスフォーメーション（ＤＸ）と脱炭素社会の推進を重点施策とする。

　借換債を除いた実質的な予算規模は４２２億２７９５万円。２３年度からの繰り越し事業を含めた執行ベースの予算額は２３年度比９・３％増の４３２億１１０３万円で、いずれも合併後最大。

　子育て支援施策では、子どものインフルエンザ予防接種費助成に２３２４万円を付け、対象を高校３年生まで広げて助...