新潟県庁
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 新潟県教育委員会が上越特別支援学校の高等部分校を有恒高(上越市板倉区)内に新設し、2025年4月に開校する方針で調整していることが2月16日、分かった。ニーズの増加を背景に、一般高校の校舎内に特別支援学校の高等部分校が新設されるのは県内で3例目。

 県教委によると、上越地域の特別支援学校では、特に知的障害のある児童・生徒の数が増えている。一方、上越市内で知的障害がある高等部の生徒を受け入れているのは、高田特別支援学校と吉川特別支援学校(吉川区)のみ。隣接する妙高市にも市立の特別支援学校があるが、基本的に市内の生徒を受け入れているため、上越市南部の生徒は高田と吉川のいずれかに通う必要があった。

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