新潟市は、2024年度の主な組織改正案を発表した=表参照=。22年に国内初の「ラムサール条約湿地自治体湿地の保全・再生や啓発などに取り組む自治体に与えられる国際的な認証。都市のブランド化や湿地の保全などが目的。新潟市は湿地の保全・再生活動への地域住民の参加、環境教育など12の国際基準を満たしたとして、2022年に鹿児島県出水市と共に国内で初めて認証を受けた。ラムサール条約は、湖沼や河川、干潟など湿地の保全と賢明な利用を目的とする条約。新潟市西区の佐潟は、1996年に条約の登録湿地となった。」に認証されたことを観光などに生かすため、部局を超えたプロジェクトチームを設置する。このほか、26年度をめどとする中学校の部活動の地域移行や、中小企業のデジタル化を推進する体制を整備する。

 ラムサール条約関連ではこれまで、関係する課や区ごとに業務を行っていた。プロジェクトチームの設置で、...

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