新潟県柏崎市は2015年から休止している道の駅「風の丘米山」(青海川)の再整備に向けた基本設計をまとめた。市側の事業費は、概算で21億5千万円に上る。リニューアルのため、1月に閉店した民間商業施設「日本海フィッシャーマンズケープ(FC)」の用地の一部を道の駅に編入。日本海FCの再整備に合わせて市が休憩機能などを整備し、27年度の開業を目指す。

 道の駅の再整備に向けて柏崎市は、近くにあり市内屈指の集客力を持つ日本海FCとの連携を模索した。22年に日本海FCを運営する「ニッカイ米山」(柏崎市)と、親会社ですし店などを展開する「エムアンドケイ」(金沢市)、市の3者で再整備と、その後の活性化に関する...

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