新潟県は2月29日、県内86の定点医療機関から19〜25日の1週間に報告された新型コロナウイルスの感染者が969人で、1医療機関当たりの平均は11・27人だったと発表した。前週(12〜18日)の12・64人の0・89倍となり、3週連続で減少した。
県によると、この1週間の入院患者数は1日平均312人で、前週から10人増えた。重症者は同2人、中等症者は同32人だった。
県内13の基幹定点医療機関の入院患者数を把握する「入院サーベイランス」は、1医療機関当たりの平均が4・15人で、前週よりも増加した。
県内13保健所管内別では、十日町が21・33人と最も多く、新潟市が11・88人、上越が8・75人、長岡が7・54人だった。年代別の実数は、19歳以下の若い世代が半数超を占めた。
集団感染は計18件確認され、児童福祉施設で7件、高齢者施設で8件、障害者施設で3件だった。