
国立健康危機管理研究機構は14日、激しいせきが続く「百日ぜき「百日ぜき菌」が原因の感染症。感染力が非常に強く、飛沫(ひまつ)や接触により広がる。7〜10日の潜伏期間を経て風邪の症状が現れ、次第にせきが激しくなる。回復まで2〜3カ月かかるとされる。乳児はけいれんや呼吸停止といった症状が出て、肺炎や脳症を起こして死亡することがある。生後2カ月から、定期接種で5種混合ワクチンを接種できるが、効果は次第に弱まるため、日本小児科学会は、就学前と11〜12歳に百日ぜきを含むワクチンの追加接種を推奨している。 」を巡り、全国の医療機関から報告された今年の累計患者数が、5日までの速報値で計8万719人になったと明らかにした。現在の集計法となった2018年以降で...
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