
野球関係者が意見交換したシンポジウム=新潟市中央区
1999年に新潟明訓高で夏の甲子園に出場し、2015年に創設した高校野球のリーグ戦を運営している阪長友仁さん(42)が3月2日、新潟市中央区の北越高で、高校野球の指導などについて考えるシンポジウムを開いた。
リーグ戦は秋に都道府県などの枠組みで行っており、現在は全国で171校、新潟県では11校が参加している。勝利至上主義から距離を置き、スポーツマンシップの実践、指導力の向上などを目的としている。
シンポは、新潟県内外の小中高校の指導者を中心に15人が参加した。阪長さんは「なぜ野球の指導をしているのか」と問いかけ、野球に取り組む意義や価値を、参加者と共に考えた。
選手の育成には、指導者が常識を...
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