
雪が積もったチューリップの花壇。芽が土から顔を出していた=4日、新潟市中央区
3月5日は二十四節気の一つ「啓蟄」。寒さが和らいで冬ごもりしていた虫が動き出す時季とされるが、前日の4日、新潟県内は平年よりも強い寒気の影響で大気が不安定となり、各地で雪が降った。新潟地方気象台は、降雪のピークは過ぎたものの、上中越では、なだれに注意するよう呼びかけている。
気象台によると、4日午後3時までの24時間降雪量は津南町で42センチ、妙高市関山で28センチ、上越市安塚で27センチなど。日本の東に低気圧があり、大陸から寒気が入り込んで冬型に近い気圧配置となった。
新潟市中央区万代では、歩道脇の花壇にうっすらと積もった雪を押しのけるようにチューリップの芽が伸びていた。気象台によると、5...
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