
ソチ冬季五輪のジャンプ団体で銅メダルを獲得した、日本の清水礼留飛の2回目=2014年2月、ソチ(共同)
ノルディックスキー・ジャンプ男子で、2014年ソチ冬季五輪団体銅メダルを獲得した清水礼留飛(雪印メグミルク・新潟県妙高市出身)が3月5日、所属先を通じ、現役を引退すると発表した。新潟で育ち、常に世界を意識して戦ってきたジャンパーは、16日に札幌市で開催される大会で一線を退く。
ソチ冬季五輪の団体は、葛西紀明らと出場。清水礼はチーム最年少の20歳で1番手を担った。低い助走姿勢から力強い踏み切りにつなげ、130メートル越えのジャンプを連発し、長野大会以来16年ぶりの団体でのメダル獲得に貢献。新潟県出身選手初の冬季五輪メダリストの一人となった。
小学1年で競技を始め、妙高高原中、新井高では全国中学...
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