3月29日に開幕する第99回高田城址(じょうし)公園観桜会を前に、新潟県上越市の高田城址公園で12日、夜桜を照らすぼんぼりの設置作業が始まった。小雨の中、作業員がピンク色のぼんぼりを一つ一つ支柱に取り付けていった。

 日本気象協会によると、高田城址公園の開花予想は31日。昨年は観測史上最速の3月25日に開花した。

 ぼんぼりは高田城三重櫓(やぐら)近くの堀端や高田駅前、本町商店街などに並ぶ。支柱に取り付けるタイプとつり下げるタイプの2種類があり、約3000個を1週間ほどで設置する。

 露店の設置も進む。今年は県外からの出店も復活し、昨年の56店から約270店に拡大。新型コロナウイルス禍前の規模に戻...

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